こんにちは、ミニマリストのうぃるです。
[/say]この記事では、ミニマリスト流の仕事観についてまとめます。
具体的には、以下の内容になっています。
●ミニマリスト流、好きな仕事を見つけるコツ
●ミニマリスト、向いてる職業を見つけるコツ
「その仕事が好きかどうか」と「その仕事が向いてるかどうか」は似ているようで、本質的には相違があるものなので分けました。
本記事が、ミニマリスト的なはたらき方のヒントになれば幸いです。
【ミニマリスト流】好きな仕事を見つけるコツ
全労働人口 (社会人) の中に「好きな仕事をしている人」はどれくらいいるでしょうか?
そもそも「自分が好きな仕事とは何なのか」を把握している社会人自体、ごくごく少数ではないでしょうか。
何をもって「好き」とするか
好きな仕事をするためには「深い自己分析」が必要になります。
大学の3、4年の就活のさなか、自己分析に励んだ人は一定数いそうですが、社会人になってからも継続して、自己分析しながら仕事する人は少ないでしょう。
仕事に対する姿勢では「上から頼まれたからやる」「やらなくてはいけないことだからやる」という受動的な姿勢が多くなりがちですが、そういう状態ですと、仕事にもなかなか精が出ないですから、どうせなら「好き」を原動力に仕事をしていきたいところです。
生き方の軸がしっかりしている人にはカンタンな質問かもしれませんが、そうではない人にとっては「自分はなにが好きなのか」という問いは答えを出しづらいので、いくつかの判断軸を提示したいと思います。
● 趣味として好きだから、仕事にする
● 嫌いでないから好き → 仕事にする
● かけてきた時間が長いから好き → 仕事にする
■ 趣味として好きだから、仕事にする
自動車を運転するのが好きで、大学時代は自動車部に入部し、就活でも「自動車に関われる仕事ならなんでもいい」ということで自動車メーカーに入社した友人がいました。
パソコンやガジェットが好きだから、IT企業に入社する友人もいます。
これは、趣味として好きなこと、趣味として詳しいことを仕事にも生かすはたらき方です。
業界知識、製品知識に詳しい方が仕事には有利ですから、こういうはたらき方はアリでしょう。
一方「趣味と仕事は混同したくない」ということで、仕事とプライベートは明確に分けている人もいますので、趣味を仕事に直結させるか否かはその人次第ではあります。
■ 嫌いでないから好き→仕事にする
好きの見つけ方としては「コレが好き!」という強い認識がなくとも「嫌いじゃない = 好き」と発想を転換することもできます。
消極的に見えて、実はこれはこれでよい断軸になります。
どちらかと言えば、後述する「向いてる仕事を見つける考え方」に近いです。
好きという感情はいわば興味・関心なので、興味・関心がなくなれば好きでなくなってしまいますが、嫌いでないは「それをすることに苦痛を感じない」ということなので、場合によっては持続力の観点で、好きを上回ります。
日々の仕事やプライベートの中で「なにが嫌じゃないか、なにが嫌いじゃないか」を模索してみるのも一つの手です。
■ かけてきた時間が長いから好き→仕事にする
人間、継続して続けてきたことは、それなりの関心があるということです。
中高大と野球を続けてきた人は野球が好きでしょうし、高校受験・大学受験と勉強にいそしんできた人は勉強が好きでしょう。
人生トータルで見たときに、より多くの時間をかけてきたのは何なのかを考えてみるのは、好きを探すヒントになるでしょう。
【ミニマリスト流】向いてる職業を見つけるコツ
これまで、好きを探す方法を提示してきましたが、そもそも「好き」で仕事を選ぶのが必ずしも正解とは限りません。
「好き嫌い」というよりは「向き不向き」で選ぶのが向いている人もいます。
そういう場合には、得意・不得意を判断軸にするといいでしょう。
逆説的ですが「向いてる職業を探す」というより「向いてない職業を避けるイメージ」を持つのもいいでしょう。
例えば、人付き合いが苦手な人が営業職とかやって飲み会三昧の生活を余儀なくされたらストレスが溜りっぱなしになりますので。
仕事のスピードは速くないけど、ゆっくり丁寧な仕事がしたい人が、膨大なタスクを首尾よくこなしていかなくてはいけない職場ではたらくことはできないでしょう。
まずは、自分が何にストレスを感じやすいかを考えること。
【ミニマリスト流】仕事への適切な姿勢とは?
仕事に対しては、下記の「CAN、WILL、MUST」を意識するといいでしょう。
●CAN:自分のできること
●WILL:自分のしたいこと
●MUST:自分がするべきこと
サラリーマンをやっていると「会社からのMUST」に気を取られがちです。
ただ、仕事のモチベーションは「WILL = したいこと」、適性は「CAN = できること」に依存する部分が大きいので、これら3つのバランスを意識するべきです。
なぜなら、これら3つが仕事のパフォーマンスを左右するものであるから。自分と会社の利害が一致させるのが、キー。
① 会社から「やれ」と言われているけど、まったく興味のない分野だし、仕事のやり方もわからない
② すごく好きで得意なことだけど、職場がもとめる業務内容からは逸脱している
これだと、自分と会社の利害が一致しないので、いい仕事はできません。(自分を押し殺して①の仕事をしている人は割といる気がしますが、、)
CAN = DIDで考える
「MUST = 会社からの指示」「WILL = 自分のやりたいこと」なので分かりやすいですが「CAN = 自分ができること」って自覚しづらいかと思います。
●自分って、何ができるんだろう?
●自分の強みがわからない…。
と悶々としている人が多いでしょう。
「自己評価」と「外からの評価」を限りなく近づけること
先ほど、自分と会社の利害を一致させることが大事と言いましたが、社内においては「自己評価」と「外からの評価」を限りなく近づけることが大事だと思います。
「自己評価」と「外からの評価」を近づけるヒント
「ジョハリの窓」という理論、知ってますか?
就活のときに聞いたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。
自己と他者には、下記の4つの認識があり、それらの相関でできています。
【第一の窓】開放の窓
:自分も他人も知っている自己
【第二の窓】秘密の窓
:自分は知っているが、他人は知らない自己
【第三の窓】盲点の窓
:他人は知っているが、自分は知らない自己
【第四の窓】未知の窓
:他人も自分も知らない自己 (誰も知らない自己)
開放の窓を最大化し、秘密の窓・盲点の窓を最小化するように努めてみましょう。(未知の窓はブラックボックスなので、確認のしようがありません。)
とくに「盲点の窓」の理解が肝心です。自己を客観的に見つめられるようになりましょう。
コツは「自分がどう思われているか、つねに考えながら行動すること」と「時には、周囲の同僚や先輩・後輩、上司に自分の印象とか聞いてみること」です・
会社によっては、そういう機会を設けてくれているところもあるので、積極的に活用していきましょう。
まとめ
●仕事は好き嫌いでえらばない。向き不向きでえらぶ
●向いてる仕事を探すより、向いてない仕事を避ける。ストレスのない仕事が至高