この記事では、自分へのご褒美が身をほろぼす理由をまとめるとともに、自分へのご褒美との向き合い方についてまとめていきます。
自分へのご褒美が身をほろぼす理由
自分へのご褒美は、用法・容量をまもって適切に処方してください。
誤った自分へのご褒美
●頻度が多すぎる
●金額が高額すぎる
金額が大きいほど、家計を圧迫するので、高額な自分へのご褒美は避けるべきです。
「自分へのご褒美に、シュークリーム」なら、一ご褒美当り数百円で済むところ、「自分へのご褒美に、エルメスのバック」だと、十万円ほどかかってしまいます。
金額と頻度
転職祝いに高いモノなら、人生の節目に何度か訪れるだけなので問題なさそうですが、月一でそういうご褒美を設定しているなら、多すぎるかもしれません。
一度当たり前になった刺激には慣れてしまうので、ご注意を。
人間は、よくもわるくも刺激に慣れてしまう生き物なので、自分へのご褒美が日常化している場合、注意が必要です。
ストレスは溜まったときに発散するのが適切では?
ストレスが溜まれば、発散しますよね。
カラオケに行って大声で歌ったり、好きな音楽を聴いたり、旅行に入ったり、アウトドアしたり。
「自分へのご褒美」という認識がないだけで、ストレスが溜まったら、ストレス発散のために働きかけることはあるでしょう。
であるからして、ストレスの発散ポイントを追加で増やす必要はないのではないでしょうか。
自分へのご褒美が習慣化してしまうと、何もないのに「疑似的なストレス」を作り出して、それに対して対処するという意味不明なストレスマネジメントをしてしまう恐れがあります。
いわば、パブロフの犬です。
少しでも嫌なことがあると、反射的に「自分へのご褒美が必要だ」という強迫観念に襲われて、お金を浪費してしまうパブロフの犬になってしまうのです。
日々の生活が、ご褒美ありきになってしまってはよくないですよ。
ご褒美がなくても楽しい環境に身を置きたいよね。
ご褒美に効果はあるのか
果たして、そのご褒美、費用対効果はいかがなものでしょうか。
心のケアなのか、ただの自己満なのか?
自分へのご褒美というマーケティングだという残酷な真実を知る
「自分へのご褒美」という言葉が波及されると得をするのは誰でしょうか。
無論、消費財産業の人間です。
自分へのご褒美と銘打って、購買意欲が上昇するなら、自分へのご褒美効果にあやかりたいでしょう。
仕事の報酬は仕事になれば、最強
まとめ
・習慣化されて自分へのご褒美は身を滅ぼす。頻度と金額に気を付けて、適切に処方すること!
・「自分へのご褒美」というマーケティング戦略を理解すること。消費産業の奴隷になるな!