この記事では、本棚の断捨離のためにミニマリストが実践したことをまとめます。
【結論】本棚においた瞬間、読まなくなる
まず全ての前提にしてもらいたいことは「読まない本に価値はない」ということです。
本は読んだら捨てる
本は情報収集の道具の一つにすぎません。
その時々で欲しい情報を取得することが目的です。
その前提があるならば、同じ本が本棚に残り続けること自体がありえないことです。
欲しい情報を吸収したら、その時点でその本は役目を終えるわけですから。
本は読んだら捨てる。
本来、そうあるべきです。
効果的な本の買い方、読み方
「本 = 情報収集の手段の一つ」という前提ができているなら、何も新品で購入する必要はありません。
その本が古かろうが、新しかろうが、書いてあることは同じなので、大事なのは本のキレイさではなく、中身の活字。
同じ情報が取得できるなら、安い方がいいということで本は「メルカリ」で調達することをおすすめします。
メルカリの使い方
メルカリで本を調達すれば、実質ほぼほぼタダで読むことができます。
【1】欲しい本の名前を検索
※最安300円からあります
【2】出品されてる中で最安値を探す
※「販売中のみ表示」というソートもできるので、探しやすいです。
【3】クレジットカード払いで購入
※ ポイント付きます
【4】読み終わったら、購入時と同じ値段・同じステータスで再出品
※無事売れれば、送料・購入手数料のみで1冊読めた計算
注意点
●商品の状態 → 値段や発送までの日数が同じなら、できるだけ状態の良いモノを選ぶ
※本を読み終わって、再度出品するときに状態が良いモノであれば売れやすく、Good評価がもらいやすい。
ちなみに、以下の順番で保存状態が良いです。
新品、未使用
↓
未使用に近い
↓
目立った傷や汚れなし
↓
やや傷や汚れあり
↓
傷や汚れあり
↓
全体的に状態が悪い
もともと、状態が悪すぎるモノは出品されづらく、おおかた「目立った傷や汚れなし」「未使用に近い」の出品が多いですが、もし仮に「やや傷や汚れあり」以下の商品だった場合は、それしかない場合は仕方ないですが、別にあるなら買わないのが無難です。
配達までの日数 → できるだけ早く
今この瞬間に読みたいと思った本は、できるだけすぐに読んだ方がいいです。
「読みたい!」というモチベーションが高い今が読み時です。
送料込み (出品者負担) であること!
送料込み (出品者負担) か着払い (購入者負担)
購入者負担のケースは極めてまれですが、ごくたまにあるので、念のため確認しておくこと。
着払いとなった場合、本だとゆうゆうメルカリ便だと175円が追加でかかります
紙の本じゃない。Kindleだ
電子書籍で読める時代なので、紙の本 or Kindleは使い分けていきましょう。
●何度も読みそうな本は、Kindle
※人生のバイブルのように、定期的に振り返りたい本
●一度読めばよさそうな本は、紙の本
※ビジネス本
●手に取って読みたい本も、紙の本
※資格試験の参考書、小説等
●場所を取りそうな本は、Kindle
※マンガ
何度も読みそうな本
・辞書
・人生のバイブルで何回も読みなおしたい本
・語学の本 ※忘れたときに復習するため
こういった類の本は、一度読んで目を通して終わりではなく、何度も読み直すことで身になる本なので、繰り返し読み込める状態が理想です。
であるからして、いつでもどこでも復元できるKindleで購入するのが望ましいでしょう。
よほど頻繁に読み返すのでなければ、スペースの節約を図った方がQOL向上につながりますので。
一度読めばよさそうな本
ビジネス本や自己啓発本の類は、何度も読み込むというより、パラパラとめくって、重要なエッセンスのみ抽出する読み方が適しているでしょう。
これらの本の役割の大部分は「ちょっとした気づきを得ること」ではないでしょうか。
・前向きな仕事への取組み方
・良好な人間関係を築く上でのスタンス
・充実したプライベートを送るための生活習慣
こういった内容は、当人のちょっとした気づきにより、一気に改善されることがままあります。
なんで、こんな簡単なことに今まで気が付かなかったんだろう
そんな感想を抱いたことがあるはずです。
であるからして、ビジネス本や自己啓発本の類は、いつまでも保存しておく必要はなく、重要なエッセンスだけ手に入れたら、すぐにでも手放していい本の部類に該当します。
手に取って読みたい本
資格試験の参考書や小説が、これに該当するでしょう。
●資格試験の参考書 → 試験本番は紙で受けるのが一般的なので、本番感覚で勉強したい。小さい頃からの名残で、紙で勉強したい。
●小説 → ページをめくる動作が、読書の楽しみの一つになりえる。
紙媒体での本よりペーパーレスなKindleの方がスぺースを取らない利点があることは周知の事実なのですが、それとは別に「読むモチベーション」の問題もあるので、必ずしもKindleが最強というわけではありません。
前述したように、読まない本に価値はないので、Kindleだと読む気になれないという状況があるのなら、読まないKindle < 読む紙本です。
場所を取りそうな本
Kindleでもいいですし、読みたくなった時にTSUTAYAかGEOでレンタルでもいいです。
■レンタル
(メリット)
・借りたいと思ったときにパッと借りて、パッと返せる
(デメリット)
・返却期限があるので、借りてからせいぜい1週間以内に読まないといけない
・レンタルする店舗の置いてなかった or レンタルされていた場合、借りれない
■新品 or 中古品購入
(メリット) 返却期限がなく、いつでも好きなときに読み返すことができる
(デメリット) スペースを取る
店舗にもよりますが、TSUTAYAなら1冊100円にも満たない値段でレンタルできます。わたしの近所のTSUTAYAは1冊88円、20冊まとめてレンタルすれば、1320円(1冊66円)で借りることができます。
少年誌の単行本は新品で購入したら税込484円、BOOKOFFなどで中古本を購入しようにも1冊110円はかかることが多いので、レンタルするのが割安です。
レンタルの1番のデメリットは「返却期限」ですが、ミニマリスト的な生き方に従えば、この問題はクリアできるでしょう。
そもそもモノは「欲しいときに、欲しい分だけ使えればそれでいい」のです。使いもしないのにキープしておく必要はありません。
それこそ、もっともプライべートな自宅スペースを圧迫されないメリットと天秤にかけてみれば、返却期限があるくらい、大したことではないと思えるはずです。まして、レンタルする巻数も、返却予定日も自分で選べるので、読むペースは自分でコントロールできるも同然ですよ。
まとめ
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