自分の部屋が「汚部屋」になってしまっているのは分かっている。なんとかして脱出したい。でも、片付け方が分からない。
という方に向けて、書きました。
この記事では、汚部屋からの脱出方法についてお伝えします。
汚部屋からの脱出に必要なのは「潔さ」だけだった
汚部屋を片付けるためには「部屋の大規模アップデート」が必要になります。
ミニマルな部屋なら、必要なのは「定期的なメンテナンス」だけですが、汚部屋ともなるとそうもいきません。
汚部屋からミニマルな部屋を目指すためには「汚部屋からの脱出 → ふつう部屋 → ミニマルな部屋へ」というステップを踏んでいく必要があります。
部屋に散乱したモノたちを一掃し、汚部屋習慣から断絶するのは、なかなかできることではありません。
モノの整理ではない。モノの断捨離なのだ。
一見、キレイそうに見えてもすぐに汚部屋にリバウンドしてしまう部屋もあります。
そういう部屋は、モノを「整理」しているに過ぎないんです。断捨離しているわけではないんです。
● 整理 = モノの配置を整えて、スッキリしたように見せること → モノは減ってない
● 断捨離 = いらないモノを捨てて、部屋をスケールダウンすること → モノが減っている
部屋の「整理」は、部屋の中にあるモノが減ってないので、気を抜くとすぐに後戻りします。
整理はダメ!!
断捨離する!!
注意しなくてはいけないのが「部屋をアップデートした気になること」です。
見せかけだけよくしてもダメなんですよ。
モノの一掃 + モノを溜める習慣を絶つ
さらに、汚部屋からの脱出に必要なのは「モノの断捨離」だけではありません。
「モノを溜める習慣」も絶たなくてはいけません。
【真理】汚部屋は、もっと汚くなる
キレイな部屋は、キレイに使おうとするのが人間です。
汚い部屋なら「ちょっとくらい汚く使っても変わらないだろう」と考えて、余計に汚くなります。
この原理原則は、ぜひ頭の片隅にキープしてもらいたい。
● 元の場所に戻すのがめんどくさいから、ここに置いちゃえばいいや
● ゴミ袋変えるの疲れるから、そのまま放置しよう
元から部屋が散らかっていたら、上記のような感情を助長します。
部屋にモノがなく、キレイそのものだったら、ちょっとくらい面倒でもちゃんとするはずです。
キレイ部屋の中では、キレイなのが当たり前。汚部屋の中では、汚いのが当たり前だから。
「当たり前」の基準を、自分で操作するようにしましょう。
【奥義】引っ越しをきっかけに、汚部屋を脱出
汚部屋から脱出するため、ミニマリストに転身するために引っ越しをしてもいいくらいです。
部屋の広さ、レイアウトが悪いのかもしれません。
15平米しか使わない人が20平米の部屋に住めば、5平米はムダスペースになり、散らかってきます。
逆に、そういう人が10平米の部屋に住むと、スペースが足りなくて部屋の中がごちゃごちゃし出します。
自分にとって「過不足ない部屋の広さ」を把握しましょう。
まとめ
● 汚部屋からの脱出に必要なのは「潔さ」
● キレイ部屋はさらにキレイに。汚部屋はさらに汚くなる
● 整理は、一時的に部屋がキレイに見えるだけ。モノが減ってない
● 迷ったら捨てる。ゼッタイ必要でなければ捨てる「潔さ」を持つべし
● 汚部屋からの脱出するために、引っ越しをしてもいいくらい