ミニマリストになるメリットって、何でしょうか?
世間では賛否両論あり、新しい生き方として尊重されているところもあれば「ミニマリストは、つまらない」だとか「ミニマリストは、異常。病気だ。」などと言われることもあります。
ただ、ここで断言しておきたいのは「ミニマリストは、メリットしかない」ということ。
ミニマリストのメリット
ミニマリストのメリットは、以下の5つでしょうか。
【1】掃除の手間が省ける
【2】お金が貯まる
【3】思考・行動がシンプルになる
【4】見栄から解放される
【5】自分がほんとうに好きなコトがわかる
ミニマリストのメリット【1】掃除の手間が省ける
ものが増えれば増えるほど、掃除の手間が増えます。
どんなものでも、必ず汚れるからです。
だったら、ものを持たなければいいというだけの話。
めんどくさがり屋ほど、ミニマリストに向いています。
ミニマリストのメリット【2】お金が貯まる
ふだん買うものが減るので、お金は自動的に貯まります。
「お金が貯まると、使いたくなってしまう」という人も多いかもしれませんが、そもそも欲しいものすら減るので、使う機会が減り、なおさら貯まります。
そうなると、ふだんの食事や時短になるものにお金を使うようになるので、さらに生活に余裕ができます。
「ミニマリストの好循環」とも言うべきでしょうか。
ミニマリストのメリット【3】思考・行動がシンプルになる
人間は、一日の内で色々な「選択」をくり返しています。
ものを持てば持つほど、毎日の「選択の数」は増えます。
あれはどうしよう、これはどうしよう…。
色々と考えなくてはいけないことが増えるからです。
そうなると、頭の中はこんがらがって混乱してしまいますし、
とくに「服を選択する手間」は、けっこうな時間を奪われます。
● 今日は、どの服を着ようかな?
● この服は一昨日着たからな…。あ、でもこれは、お気に入りじゃないし…。
そうこうしていう内に、朝の貴重な時間がなくなってしまいます。
かの有名なスティーブ・ジョブズは、そういった「服を選択する手間」を省くため、1種類の同じ服を何枚も買って、毎日同じ服を着ることをルーティーンとしていたほどです。
ミニマリストのメリット【4】見栄から解放される
ミニマリストになると、そもそもモノを持たなくなるので「物欲」から解放され「見栄」と呼ばれるものに縛られなくなります。
〇〇が欲しい、△△も欲しい
そういう「物欲」から「見栄」は生まれてきます。
物欲から解放されたミニマリストは、見栄とは程遠い存在です。
ミニマリストのメリット【5】自分がほんとうに好きなコトがわかる
ミニマリストな生き方を一言で表すと「選択と集中」です。
ミニマリストを「なにも持たない人」と理解しているのだとしたら、それは間違いです。
自分が興味のうすいものはとことん省略する代わりに、好きなことに集中する。
ミニマリストとは、そういう生き方です。
「あれもやりたい、これもやりたい。」と色々なことに手を出している人は「自分がほんとうに好きなコト」が何かわからないでしょう。
興味のパラメータが、どれも一定レベルはあるからです。
そこを一度リセットして、ゼロにしてみたらどうでしょうか?
自分の好きなコトに100%の興味をあてることができるはずです。
メリット【3】の「思考・行動がシンプルになる」とも重なる点ではあります。
まとめ
本記事のまとめです。
【1】掃除の手間が省ける
→ ものが増えれば増えるほど、掃除の手間は増える。持たなければ、掃除の手間は減る。
【2】お金が貯まる
→ ふだん買うものが減るので、自動的に貯まる。
【3】思考・行動がシンプルになる
→ ルーティーンができて、選択の数が減るので、思考が整理される。
【4】見栄から解放される
→ 物欲がなくなるので、見栄からは程遠い存在になる。
【5】自分がほんとうに好きなコトがわかる
→ ミニマリストな生き方は、選択と集中。興味のないことは省略して、好きなコトに集中できる。
ミニマリストはいいこと尽くしなので、お試しでやってみるのもいいと思いますよ。
まずは、ミニマリズムを理解するところから
ミニマリストな生き方のことを「ミニマリズム」と言います。
僕が、はじめて「ミニマリズム」という考え方を知ったきっかけになったのは「フランス人は10着しか服を持たない」という本でした。
先述した「服を選択する手間」について深掘りした本です。
● ミニマリストに興味がある!
● ミニマリストになってみたい!
という人がまず初めに読む本として、とてもおすすめです。
コメントを残す