皆さんは、何にお金を使いますか?
どんなお金の使い方をしますか?
お金の使い方って、みな人それぞれですが、ミニマリストとしてお金の使い方で意識していることをまとめます。
ミニマリストは、お金が貯まる
持っているモノが少ないので、もちろんお金は貯まっていきます。
物欲が、貯金を妨害する諸悪の根源ですから。物欲におぼれて、生活に困窮するのはおろかなことです。
ただし、お金を貯めることに躍起になる必要はありません。
【注意】お金を貯めることが、人生の目的ではない
お金が貯まれば生活は安定しますすが、本来的にお金は使うためにあるのであって、貯めるためにあるわけではありません。
生活を切り詰めて、貯金をし続けるよりは「やりたいことをするために、もっと稼ぐ」という思考の方が美しいと思います。
貯金とは、いわば生活の余剰。理想の生活をして、余った分が自動的に蓄えられていく状態が理想です。
我慢の貯金は、するべきではありません。
20代男性ミニマリストのお金の使い方
主に、5つの使い方を意識しています。
【1】時間にお金を使う
【2】快適さにお金を使う
【3】将来の自分にお金を使う
【4】幸福感にお金を使う
【5】手間の軽減にお金を使う
【1】時短にお金を使う
時間は、有限。
毎日のルーティンワークに時間を使ってしまうと、ふと考えごとをする時間や落ち着いて物思いにふける時間がなくなってしまいます。
だから、時間は貴重なんです。
職場や学校から極端に遠いところには住むべきではありません。できれば、近くに住むべきです。
最大値の目安としては、片道30分といったところでしょうか。
個人差ありますが、ぼーっと電車に揺られて、気が付いたら着いているくらいがいいと思います。
通勤通学の時間が10分、15分減るだけでも大きな変化です。
【2】快適さにお金を使う
一番わかりやすい例をあげるなら、飲食店やレストランの価格設定でしょう。
マックを批判するわけではありませんが、あそこの店は「安く、おいしく」なので、サービスに安さを求める人が集まります。
いわゆる「サービス料」という金額はほとんど含まれていないでしょう。
そうなると、当然民度の低い連中も集まりやすく、とてもくつろぎやすいとは言えないでしょう。
【3】将来の自分にお金を使う
いまの楽しみだけじゃなくて、将来の自分も楽しめるものにお金を使います。
わかりやすい例を上げるならば、自分への投資。あまり好きな言葉ではありませんが。
人生は、積み重ねであると考えます。
いまお金がかかることでも、未来の自分をより楽にしてくれるものにはお金を積みます。
【4】幸福感にお金を使う
毎日の幸福感・ワクワク感は、ヒトを生き生きとさせます。
そういった幸福感に対する出費は必要経費です。
おいしいご飯や雰囲気のいいお店にはお金がかかります。
【5】手間の軽減にお金を使う
時短と似てますが、少しちがいます。
時間以外の手間といったところでしょうか。
例えば、紙の本を持つのが手間なので、Kindle用の端末を一つ買って、読んでいます。
同様に、いまさらCDを持つ時代でもないので、スマホにはAmazon Musicをダウンロードして使っています。
【提案】20代は「ミニマリスト」として駆け抜けてもいいのでは?
26歳、独身。ミニマリストとして生きています。
そんなアラサーミニマリストからの提案。
人生を充実させるのは「お金、仕事、私生活」
社会人になって「人生の充実度とは何なのか?」と頻繁に考えます。
● どうしたら、幸せな毎日を送れるのか?
● どういう状態が、幸せなのか?
現状の結論としては「お金、仕事、私生活の満足度を高めること」であると判明しました。
お金
お金があればどうとでもなることは、かなり多いです。
● もっとゴージャスな家に住みたい、もっとアクセスのいいところに住みたい
● あれが買いたい、これが買いたい
● あそこに旅行行きたい
もちろんお金がすべてではありませんが「お金」というものの存在なくして、人生の充実度は上がらないと思います。
仕事
社会人になってからは、生きている時間の 1/3 くらいは仕事をすることになります。
それだけ多くの時間をささげるのですから、仕事に満足できなければ、人生の充実度は高まりません。
私生活
仕事における人間関係とは、別のところで「私生活における人間関係」は、人生の充実度を高める上で重要になってくるでしょう。
仕事が充実していても、休みの日はなにもやることがなく、虚無という人もいることでしょう。
20代は、いろいろなことに挑戦できる
20代、とくに独り身の期間はいろいろなことに挑戦できます。
それは、時間的にも金銭的にも精神的にも。
結婚をして、奥さんがいて、子どもが生まれたら、それなりに生活が固定されてしまうので、大きな変化を起こすことはできなくなります。
また、精神的にも20代が変化の年代。30代になったら「そろそろ落ち着かなくては」という心理がはたらいて、ますます生活が固定されていくことでしょう。
ミニマリストは、それなりに突き抜けた生き方なので、20代の柔軟に動ける時期にベースを築いておきたいですね。
20代の生き方が、その後のベースをつくる
人間には「恒常性 (= ホメオスタシス)」という作用がはたらいており、いままでしてきたことをこれからもするということがわかっています。
分かりやすくいえば「習慣」と言われるものです。
20代で物欲が強く暮らした人は、その後の人生でも物欲は強いでしょう。
20代を質素に暮らした人は、その後の人生も質素に過ごすことでしょう。
つまり、20代で築かれた「当たり前」が、ずっと当たり前になるということです。
なので、20代の生き方はこの仕組みを利用して、少し無理をしてでも「自分が生きたい生き方」をするべき。
● 会社の近くに住んで、通勤時間の時短をする
● 服のペアは最小限にして、服を選ぶ手間を省く
● 使わないモノは、すぐ捨てる。持っていること自体が、コスト。
これらの価値観、そういう生活をしてきた人からすれば、当たり前のことですが、これとは真逆の生活をしてきた人にとっては理解できないでしょう。
● 家から遠くても、安い物件に住んで家賃を節約する
● 服を選ぶ時間が楽しいから、たくさん買ってレパートリーを増やす
● 使わないモノでも、いつか使うかもしれない。捨てるのは、もったいない。
どちらが正しい、どちらが間違っているというわけではなくて、価値観は固定されるということです。
なりたい自分になるよう努力するのではなくて、なりたい自分の外堀を先に埋めるといいでしょう。
人間は、与えられた環境に適応するようにできています。
まとめ
20代男性ミニマリストのお金の使い方についてまとめました。
【1】時間にお金を使う
【2】快適さにお金を使う
【3】将来の自分にお金を使う
【4】幸福感にお金を使う
【5】手間の軽減にお金を使う
お金をいかにして稼ぐかもさることながら、お金の使い方も大切です。
いいお金の使い方をしていきたいですね。